バイクの長期保管まとめ〔冬眠の準備はこれでOK〕
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もうすっかり秋ですね。日本全国紅葉の話題が盛んになりもみじ狩りの季節となりました。
そう北国に住むライダーには、積雪となりバイクに乗りたくても乗れない鬱陶しい季節の
到来がもうすぐやって来ます。
同じ北国でも北海道は札幌なら12月の上旬が、バイクの保管の時期でしょう。
もう少し南下した東北地方ではもう少し遅い12月末や1月上旬でしょうか。
いずれにしても積雪地帯の根雪となってしまうころがバイクの保管する時期になります。
私は可能な限り、バイクに乗りたい!派なので積雪しない限りはどんなに寒くても乗って
います。
まぁ、さすがに根雪の頃になると凍結路面があるので2輪のバイクではちょっと危険?
いやかなり危険なのでさすがにバイクを保管しますね。
積雪する冬期間に、バイクを保管することになるので、保管場所は積雪しても潰れない
頑丈なガレージや倉庫にしまいます。
大型バイクショップでは冬期間の長期保管も引き受けてくれますが、ハッキリ言って値段が
高いだけでまったくお勧めできません。
どこにも屋根付きで保管できるところが確保できない方には、仕方ないので利用するしか
ありません。
春先に、埃まみれの愛車と再会することになってガッカリすること必至です。
友人・知人などツテを頼って、バイクを置ける物置やガレージを借りることをお勧めします。
間違っても露天に、カバーを掛けないで雨ざらしは、言語道断!カバーを掛けても湿気が
バイクに錆などの悪影響を与えるのでお勧めできません。
出来れば、自宅ガレージに保管して積雪時に時にはガレージで愛車を見ながらコーヒーでも
一杯飲めれば、まさにカフェレーサー、、。
憧れてしまいますね。
札幌では12月から4月までの約4か月間もの長期間保管します。
たまには、保管してあるガレージに行って愛車を愛でたいものでしょう。
そんなことは、大型バイクショップの保管では残念ながら出来ないことです。
◇長期保管前にやっておくこと
①洗車
バイクの汚れは出来るだけとっておきましょう。
汚したまま保管してしまうと汚れも落ちなくなり錆を誘発させてしまいます。
特にオフロードバイクの泥は、念入りに落としておくべきです。
②ガソリンは、満タン
ガソリンタンクは、保管する直前にスタンドへ行き満タンにしておきます。
なぜならば、タンクのガソリンが少ないとタンク内面と空気が触れる部分が多く
なりタンク内の錆を誘発させてしまうのです。
特に年式の古い名車のバイクは注意しておいたほうが身のため、、。
(身から出た錆、、。)
③キャブ内のガソリンを抜いておく
キャブ内にガソリンが残ったままにしておくとキャブ内でガソリンが固着して
エンジン不調になってしまいます。
キャブのガソリンを抜く方法としては、ガソリンタンクのコックをOFFにしてエンジン
を始動させてガス欠になるまでエンジンをかけておきます。
エンジンを掛けないで、ガソリンを抜く方法もありますが私はこれで十分だと思います。
最近仕様のキャブでない電子制御では、特にガソリンを抜かなくても大丈夫です。
④バッテリーは、外して保管
バッテリーは外して保管して、プラスとマイナス端子はビニルテープで絶縁処理をして
ダンボール箱にしまっておくのがベストです。
春先の乗り始めの時は、バッテリー液を補充して充電をしてからバイクに搭載しましょう。
⑤センタースタンドを使用してタイヤの変形を防ぐ
ツーリングバイクなどでは、センタースタンドが有ります。センタースタンドを立てる
ことによって後輪が宙に浮くので後輪の変形が防げます。
またエンジン部分などに上手くジャッキをかませて前後のタイヤが設置しないよう
できれば変形する心配から解放されます。
それが出来ない場合は、タイヤの位置が変わるように時々バイクの位置を変えましょう。
⑥数か月間の保管ならエンジンをかける必要はありません。
冬期間のバイクの保管ですと4か月くらいでしょうか。あまり長くエンジンを掛けないと
エンジン内部の油膜も下がり切ってしまいます。そんな状態になるのは、1年以上の長期間
に及ぶ場合になります。
さすがに、それほどの長期間になるとたまにエンジンをかけたほうが良いのは間違い
ありません。
車の長期保管の場合は、半月に一度くらいは30分くらいは暖気運転するのがよいと
なっています。
数か月間のバイクの保管ではそこまで気を使わなくて全然大丈夫です。
どうしてもエンジンを掛けたければ、週に一度、念入りな暖気運転を(約30分以上)
行って近場を走ってミッションも使用するようにしましょう。
中途半端に10分くらいの暖気運転では、返ってクランクケース内に水蒸気をため込んで
しまうのでやらないほうが賢明です。
そもそも週一でバイクを動かすことが出来るのであれば保管の必要がないのでは?と私は
思うのですが、、。
⑦エンジン下には、オイルがこぼれてもよいように
オイルシートを敷いて置きましょう。
長期保管では、エンジンからのオイルの漏れや滲みがあるかもしれません。何もしていないと
物置やガレージの床を汚してしまいますね。
バイクの長期保管は、次の季節に乗るための新たな一歩です。
きちんと保管しておけば新たな季節に気持ち良く再始動してくれます。