ホンダ -HONDA- PCX 世界初ハイブリッドのスクーター
2020/01/22
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2018年4月に、ニューモデルとなったホンダの売れっ子スクーターPCX。9月には噂のあったハイブリッドが追加されました。東京モーターショーで展示され市販化が待たれていたモデルです。ホンダ・PCXハイブリッドは、世界初の量産2輪車となる快挙となりました。
PCXは3つのエンジン
PCXに搭載されるエンジンは3つ。高速道路を走れる水冷4スト単機筒・150cc(15PS)と水冷4スト単機筒・125cc(12PS)とアシストモーターが付いたハイブリッド(12PS+1.9PS)の3つです。150ccは、高速に乗り入れられますが125ccでは高速に乗り入れ出来ません。高速道路にどうしても乗り入れしたい方は150ccを選ぶしかありません。125ccのNAでも、通勤通学やお買いものなどの普段使いには十分なスペックです。
ハイブリッドは、125ccベースなので原付2種の免許で運転出来ます。高速道路に乗り入れる必要がない方や、ハイブリッドにステイタスを求めている方や150cc以上の圧倒的な加速感を求めている方にはハイブリッドがお勧めでしょう。動力性能は、排気量が多い分150ccのほうが力強いです。車重は、125ccのハイブリッドが135kgと一番重く、続いて150ccが131kgでもっとも軽い125ccのNAが130kgです。ハイブリッドのバッテリー重量はわずか5kgに収まっています。
燃費は、125ccNA(PCXエンジン仕様車)が54.6km/L。ハイブリッド(PCXハイブリッド)が、55km/L。150cc(PCX150)が、52.9km/Lとなっています。125ccのNAとハイブリッドの燃費の差は、わずかですが出足のトルクはハイブリッドのほうが圧倒的にまさり150cc以上のパフォーマンスを発揮します。
ハイブリッドは125ccのNAをベースに、バッテリーが追加された分だけ重くなりました。しかし、その差はわずか5kgです。ハイブリッドでアシストするモーターは、AGCスターターを利用。発進時に、モーターアシストが加わるので車で言えばマイルドハイブリッドと同じです。
ハイブリッドバッテリーの搭載位置は、シート下の収納スペースになっています。125ccNAよりも収納スペースは減りましたが、それでもフルフェイスのヘルメット+αくらいの収納スペースは確保しています。
国産バイクには、ターボやスーパーチャージャーなどの過給機搭載が認められていないのでハイブリッドのモーターアシストは新たな過給装置になりますね。モーターのパワーは、1.9PSと50ccバイク並みですが、電気モーターは発進時の低速から最大トルクを発揮するので、その効果は絶大なモノになりますね。
ハイブリッドには、モーターアシストのパワーモードの切り替えスイッチが付いています。DとSそしてアイドリングスットプを解除するアイドリングの3つ。通常走行は、Dを選択しましょう。積極的にモーターアシストを使ってスポーツ走行を楽しみたいならSを選択します。まぁ、積極的にモーターを使うのでバッテリーの減りが速いのは仕方ないかもれませんが150ccを上回るビックトルクに魅了されるのは間違いありません。
新型は、フレームもアンダーボーンから大型バイクに使われているダブルクレードールに変更されフレーム硬性が大幅アップ!しました。
ボディーカラーと価格
シャープな印象を与えるLEDヘッドライト。シャープなボディラインのカラーは4色、キャンディラスターレッド・ポセイドンブラックメタリック・パールジャスミンホワイト・ブライトブロンズです。キャンディラスターレッドが一際目立ちますね。
価格は、125ccNAがPCXで、34万2360円。150ccがPCX150で37万3680円。ハイブリッドのPCXハイブリッドは43万2000円です。