【猛暑対策!】真夏のツーリングでの暑さ対策まとめ
2020/01/22
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7月も半ばにさしかかりましたが、全国的に「梅雨はどこへ…?」といった暑さが連日続いていますね。
猛暑が続く地域、豪雨で大変な地域、様々ですが、ライダーのみなさんは毎日バイクに乗っていますか?
「この暑さではバイクに乗る気も失せる…」
「バイクには乗りたいけど、暑すぎて長そでを着たくない…」
そんな声も聞こえてきそうです。
特に、日差しが照り付ける中高速道路の渋滞に巻き込まれたりするともう大変ですよね。アスファルトの照り返しを受けながらバイクのエンジンの熱、
車やトラックの発する熱に囲まれると、もう楽しいツーリングどころではなくなってしまいそうです。
そこで今日は、「真夏のツーリングでの暑さ対策まとめ」として、暑い夏のツーリングを少しでも快適に過ごせるようなコツ、アイテムをご紹介します。
暑いのが苦手で、ついつい真夏のツーリングを敬遠しがち…という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
真夏のツーリングは爽快感よりも不快感が勝る?!
ツーリングの際に何よりも優先されるのが「安全性」。たまに暑いからといって、Tシャツなどの薄着でツーリングをしているライダーを見かけますが
これはおすすめできません!!万が一転倒や接触があった際、身を守るものが何もないと大けがにつながる恐れがあります。
ツーリングの際には気温に関わらず長そで・長ズボン・グローブは必須です。
しかし、真夏にこのいでたちは当然暑い…風を受けて疾走できる道路なら良いですが、先述のように渋滞に巻き込まれたりしたらもう「過酷」の一言です。
バイクに乗る爽快感よりも、服装による不快感の方が勝ってしまったら、夏場のツーリングを敬遠してしまう気持ちもわかりますよね。
真夏ツーリングの暑さ対策は「メッシュ」がキーワード!
対策その1:着る服の素材を工夫する(トップス)
ツーリング中の安全を確保するため、皮膚はなるべく出さないようにするのが鉄則ですが、同じ長袖でも素材を工夫することで
体に熱をためこまないようにすることは可能です。
例えばバイクショップなどで手に入る「メッシュジャケット」。
これはその名の通りメッシュ素材でできている長そでジャケットなので、バイクの走行中に風がたくさん空いた穴を通り抜けていきます。
このジャケットに、例えばユニクロなどで手に入る速乾性のインナーなどを合せるだけでもかなり涼しさがアップします!
ただし、このような薄手のジャケットは転倒時のクッション性はほとんど期待できないので、できれば万が一の時にひじや胸部を守ってくれる
インナープロテクターを装着しましょう。(メッシュジャケットの中にはプロテクターをセットできる仕様のものも多数あります。)
メッシュジャケットの下に速乾性のインナージャケット、プロテクターを身に着ければ上半身の装備は完璧ですが、
やはりそれなりにお値段がするので、まずは最も重要なプロテクターから徐々に揃えていくのもおすすめです。
対策その2:着る服の素材を工夫する(ボトムス)
下にはくパンツも、ひざ上丈などは危険なので絶対にやめましょう!ある程度厚さのあるデニムか、トップスと同じようにメッシュ素材のものがおすすめです。
この場合もひざにプロテクターを付けることをお勧めしますが、そこまでかけるお金が無い!という人は、デニムのひざ裏部分に厚手の当て布縫い付けるのも良いでしょう。
それも面倒!という人は、バイクに乗る際にひざ部分を薄手のタオルか手ぬぐいで巻いてガードする方法もあります。(見た目はあまりよくありませんが)
ひざは転倒した際に一番ダメージを受けやすい部分なので、多少暑くても必ずガードして下さいね。
対策その3:使用するアイテムを工夫する
暑い真夏のツーリングで着けたくない装備…それは「ヘルメット」と「グローブ」ですね。
しかし、この二つもバイクに乗る上ではマストアイテム。暑いからといって外すわけにはいきません。
「熱がこもって熱い」「汗で蒸れる」イメージのある2大アイテムですが、これもメッシュ素材の力を借りて風通しを良くすることができます。
メッシュグローブはプロテクターが内蔵されているものもありますし、安全性も考えて設計されています。素材も革より扱いやすく洗うこともできるので、気になる臭いも洗濯すればすっきり取ることができますよ。
ヘルメットはかぶるものの形によっても涼しさがかなりかわります!おすすめはやはりフルフェイスよりもジェットヘルメット。
この頭部の内側に、頭とヘルメットの接地面積をを減らす「ベンチレーションライナー」というアイテムを装着すれば快適度は格段にアップ!
メッシュで風通しを確保したら、「冷やす」アイテムを投入
対策その4:首を冷やせば全身ひんやり
ツーリング時に限らず、真夏の暑さ対策で人気なのは「首を冷やすグッズ」です。
首を冷やすことにより、冷やされた血液が全身を巡って体全体の温度が下がるので、結果的に涼しくなる…とのことですが、
水で濡らすだけの冷感タオルやネッククーラーを使うと、それだけで汗がすーっと引いていくのを感じることができます。
今の時期はバイクショップでも入手可能ですので、一つ持っておくと便利なアイテムです。
対策その5:こまめすぎるほどの水分補給で内側からひんやり
暑さ対策はもちろんのこと、熱中症対策としても大切な「水分補給」。冷たい飲み物は体温を一気に下げてくれます。
ツーリング中は面倒に感じるかもしれませんが、喉が渇いたな~と思う少し前の段階で飲んでおくのがコツです。
何分毎、と自分で時間を設定しておいて、塩分も補給できるスポーツドリンクなどを積極的に飲みましょう!
当たり前すぎて新鮮味は無いですが、これが一番大切で効果的な暑さ対策だったりします。
対策その6:最終手段はバイク用のクーラーを投入…?!
簡単にできる色々な暑さ対策をご紹介してきましたが、それでも暑いのが嫌だ!!もっと涼しくしたい!というライダーのために
最後に番外編として「バイク用のクーラー」をご紹介します。
…といってもバイクの周囲の空気だけを快適な温度に下げます!という魔法のようなアイテムではなく、電気の力を使ってライダーの体やヘルメットの中を冷却するというものです。
水冷式の「人間エアコン着衣Cool Armor」のwebサイト
お値段もかなりのものでまだ一般的なバイクショップに並ぶような商品ではありませんが、興味のある人は是非チェックしてみてください。
夏だってツーリングしたい!その気持ちを大切に
暑ささえ克服すれば、太陽が輝く夏のツーリングはとても気持ちがいいものです。
暑さ対策、熱中症対策をしっかりしてから、山や海へどんどん出かけましょう。
たとえツーリングでたくさん汗をかいても、帰路用の着替えを持っていけばさっぱりした気持ちで過ごすことが出来ます。
少しの工夫と対策でぐっと快適になる夏ツーリング。暑いのが苦手で…という人も、ぜひ今年は思い切って出かけてみてください!