カワサキ(Kawasaki)の希少・レアバイク6選!当時と今の価格を比較!
2023/12/04
バイクの売却・査定ならバイオクにお任せ下さい!
あなたのバイクを高く売るならバイク専門オークション代行のバイオク
カワサキ(Kawasaki)の希少・レアバイクを紹介します。
目次
90-SS /S(1968年 新車価格 7万6000円)
※画像引用 https://bike-lineage.org/kawasaki/ksr/90s.html
一世を風靡したマッハシリーズの末弟です。125ccよりも小さな90ccながら俊敏な走りはマッハシリーズの末弟らしいものでした。Sは、クラッチレスの4速ロータリーでビジネス用で、SSは、マニュアル5速リターンギアを備えたスポーツ派でした。SSSは、SSをアップマフラーにしたスクランブラーです。
1977年には、モデルネームがKHに変更されます。KHに90ccがあったのも驚きです。1981年にはAR80となりました。原付のAR50とともに大ヒットしましたね。
タンクエンブレムは、リバーマークと呼ばれる古風なものです。旧車人気が高いのか新車価格の倍の12万5000円が中古車価格です。
KH400(1975年 新車価格 31万5000円)
※画像はKH250 B3 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BBKH写真:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BBKH#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:KH250B3.JPG
マッハⅢ500ssの弟分の400SSマッハⅡ。マッハシリーズがKHへ変更されたのでKH400となりました。最終型にはカワサキのファクトリーカラーライムグリーンのタンクにシートにはKHの文字が誇らしげ描かれています。マッハⅢは、乗りこなすのが難しいじゃじゃ馬でよく事故を起こしていたことから未亡人製造機なんて渾名されていました。その末裔と言えるKH400もさぞじゃじゃ馬かと思いきやかなり飼いならされてマイルドな乗り味になっていたのです。カワサキ 2ストマルチエンジンの集大成と言えるモデルでした。
バイクブームになった頃の中型バイクモデルの中古車価格は、数百万円します。KH400の中古車価格は254万6000円です。状態の良いものは300~400万円の中古車価格のモノもあります。
ペットM5(1960年 新車価格?)
※画像引用 https://mc-web.jp/archive/history/18632/
1958年に登場したホンダ・スーパーカブは大ベストセラーとなり、カブのようなペットが二匹目のどじょうを狙って大量にデビューしました。よく知られているスズキ・バーディーやヤマハ・メイトのようにカワサキからもペットM5が発売されました。1970年前は、車が普及していなかったのでカブのようなビジネスバイクモデルもたくさんあったのです。
スポーツバイクばかり販売していた川崎ですが50~70年代頃はビジネスバイクも販売していました。
フロントはカブと同じヒンジ式のショックでリアは、驚きのモノショック(片持ち式)です。
それほど売れなかったので数年でモデル消滅しました。実車を見られたら、本当に天然記念物クラスの珍しさですね。中古車で流通していないのか中古車価格は不明です。
KR250(1984年 新車価格49万8000円)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BBKH写真:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BBKH#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:KH250B3.JPG
80年代に突如巻き起こった2ストレーサーレプリカブームにカワサキから登場したのがKR250。グリーンモンスターと呼ばれた無敵のWGPマシンKR250/KR350のレプリカとなるKR250が登場しました。エンジン形式は、忠実に真似られたタンデムツインの水冷2スト250ccでした。
ライバルメーカーは、カウリング等でレプリカを強調しましたがカワサキはメカニズムに拘ってKR250はツーリングにも使えるシートやカウリングでユーザーに優しく作られていました。
WGPマシンのレプリカとして登場させたKR250ですが、カワサキはWGPから撤退していました。ライバルメーカーのように現役バリバリのワークスマシンンレプリカで無いため人気は高くならず販売面ではライバル達の後塵を拝することになりました。
1988年にモデルチェンジしたKR-1ではコスト削減のためパラレルツインに変更されました。カワサキのテコ入れも実を結ばず1年でKR-1Sにフルモデルチェンジしますが、2年後にはカワサキのランアップから脱落して生産中止となります。
中古車価格は、40~139万円とライバル達に比べるととても大人しいものです。
Z650(1976年新車価格43万5000円)
※画像引用 https://bike-lineage.org/unpopular/z650.html
カワサキのフラッグシップマシンZ1・Z2の後に登場したザッパーことZ650。ナナハンよりも小さなエンジンながら小柄な車体を生かして性能は俊敏でナナハンキラーの異名もありました。
ザッパー系の末裔がナナハンなったゼファー750そしてカワサキもザッパーの名が好きなのか現行モデルにもZ650がラインアップされています。
中古車価格は、約100万円です。
Z200(1977年 新車価格24万円)
※画像引用 https://bike-lineage.org/kawasaki/ninja250r/z200.html
Zの末弟のZ200は、シングルエンジンでトコトコ走ります。荒々しいインラインフォーのZ2やザッパーの弟とは思えないのがZ200です。しかし、スタイルは、どこから観てもZらしくなってるのが凄いところです。
トコトコ走る乗り味は、同じシングルエンジンを積んだエストレヤのご先祖様と言っていいでしょうね。扱いやすい大きさのバイクだったのでカワサキは女性ライダーをターゲットにしていました。
中古車価格は、約80万円です。それほど売れたモデルではないので球数はとても少ないようです。