古き良きバイク映画 6選! -洋画編-
2021/04/30
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バイク好きなら、映画もバイクもので楽しみたいですね。今回は、根っからのバイク好きに送る洋画の特選バイク映画3選です。
目次
イージーライダー アメリカ映画 1969公開
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC
監督:デニス・ホッパー
キャスト:ワイアット – ピーター・フォンダ、ビリー – デニス・ホッパー
動画:https://www.youtube.com/watch?v=4bgwC4Ex398
ワイアットとビリーが、自由を求めチョッパーバイクで放浪の旅を描くアメリカンニューシネマです。ヒッピ―ムーブメントの象徴的作品です。映画で使われているマリファナは本物!?だとか、、。実に驚かされます。
自由の象徴として劇中に登場する改造チョッパー。1965年式ハーレー・ダビッドソン、パンヘッドエンジンを搭載したデュオグライドです。
ピーターフォンダが、ロサンゼルス市警から払い下げられた白バイをチョッパーに大改造しました。
ノーマルハーレ―よりも約36cm延長されたフロントフォーク。タンクは、小型バイクのマスタングから流用。マスタングタンクで、現在でも購入出来ます。映画では、ワイアットがアメリカ国旗のカラーリングで使われています。シートは、天にもそびえるエビぞりシート。日本の暴走族御用達のシートの元祖にまちがいありませんね。このエビぞりシートは有名な職人ラリー・フーパーによって張られました。エビぞりシートではなく正式にはキング&クイーン・シートです。
マフラーは、天にもそびえる様なフィッシュテールマフラー。マフラーエンドが魚の尾ひれのような形から呼ばれています。クラッシュクバイクで定番のアイテムです。フレームは、光り輝くメッキ処理。ハンドルは、ぶら下がり健康機を彷彿させるエイプハンガー・ハンドルです。
ワイアットのチョッパーにはウインカーや前輪ブレーキも装備されていません。現在なら公道では絶対走行禁止でしょうね。しかも走行シーンはノーヘルで気持ちよさそうにライディングしています。まだまだ、世間が安全に対して寛容な時代だったのでしょう、、。現在では、考えられない世界ですね。
映画「イージーライダー」は、Netflixで定額制。アマゾンプライムビデオとdtvはレンタル300円で視聴出来ます。
マッドマックス オーストラリア映画 1979年公開
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
監督:ジョージミラー
キャスト:マックス – メル・ギブソン、グース – スティーヴ・ビズレー、トーカッター – ヒュー・キース・バーン
動画:https://www.youtube.com/watch?v=9Ch-vAPVS4s
動画:https://www.youtube.com/watch?v=QU1BnGKoXh4
オーストラリアが舞台となる近未来の荒廃した社会で、狂暴化する暴走族と暴走族専門の特殊警察M.F.Pとの抗争が描かれています。主人公マックスが、犠牲となった家族と M.F.P同僚グースの復讐のためV8インターセプターを持ち出しトーカッター率いる暴走族と対決します。
バイクや車の改造費に予算がつぎ込まれたことから低予算に。しかし、空前の大ヒット!からマッドマックスはシリーズ化されました。
劇中には、M.F.Pの白バイのほか暴走族のバイクと車とバイクが盛りだくさんで登場します。暴走族トーカッター一味のバイクは、カワサキ・Z1000、ホンダ・CB750Four、ノートン・コマンド―。
M.F.P.一番の荒くれ隊員・不死身のグースは、1977年製カワサキ・Z1000の白バイを愛用。白バイ勤務中に暴走族トーカッター一味に突然襲われ、搬送先の病院で死亡してしまいます。映画では、マッドマックスシリーズに登場するスーパーチャージャー搭載のV8インターセプタ―ももちろん登場!します。
カワサキ・Z1000は、カワサキ初のインラインフォーZ1のマイナーチェンジモデルです。ぱっと見は、Z1と同じように見えますがマフラーは4出しから現代風な2本出しに改められています。ガソリンタンクは、Z1と同じティアドロップタイプでカラーリングもほぼ同じです。Z1に比べタンクとシートそしてハンドル周りが同じなので一見するとZ1なのかと思ってしまうほど似ていますね。マッドマックのほかにアメリカのドラマ「白バイ野郎ジョン&パンチ」でおなじみの白バイ劇中車(Z1000POLICE)にも使われています。
映画「マッドマックス」は、huluで定額制。レンタルではアマゾンプライムビデオで299円とdtvで400円で視聴出来ます。
さらば青春の光 イギリス映画 1979年
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:BSA_riders_at_2007_Ace_Cafe_reunion.jpg
監督: フランク・ロッダム
キャスト:ジミー・クーパー – フィル・ダニエルズ、ケヴィン – レイ・ウィンストン
動画:https://www.youtube.com/watch?v=QJ3OKX77KsI
若い方は「さらば青春の光」と聞いてお笑いコンビを思い浮かべるのでは、ないでしょうか?コンビ名は、先輩芸人から昨日見た映画の題名からつけられたということで映画とまったく関係ないわけではありません。
1960年代初頭のイギリスの若者文化のモッズとロッカーズの実際に会った事件(ブライトンの暴動)をモチーフとして描かれています。
ロッカーズは、革ジャンにバイクの荒くれもの。対するモッズは、スクーターにモッズファッションでおしゃれ好き。1960年代に登場したビートルズもモッズです。三つボタンのタイトなスーツにM-51と呼ばれるモッズコート(軍用パーカー)そして、スクーターはライトやバックミラーが「これでもか!」くらいに装備されたもの。これを観た人が、トラック野郎の満艦飾を思いついたのではないかと言うほどのものです。モッズは夜な夜なクラブにたむろしてダンスとナンパを楽しんでいました。
使われたスクーターは、ベスパやランブレッタです。残念ながらモデル名や型式までは?わかりませんでした。
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:BSA_riders_at_2007_Ace_Cafe_reunion.jpg
対抗勢力のロッカーズは、革ジャンにバイク。革ジャンは、ワッペンや缶バッチを大量に付け飾り立てています。ロッカーズは、「速いやつがかっこいい」ので、カフェからカフェの間をレースしたり、ジュークボックスレース(ジュークボックスの再生と同事に決められたコースをどれだけ早く走って帰って来れるか)に興じていました。
カフェを中心に、バイクで戯れていたことから「カフェレーサー」なる言葉も生まれたのです。
ロッカーズの乗っていたバイクは、1950年代のイギリス製バイクで、BSA・ノートン・トライアンフなどの単気筒と2気筒の大型バイクです。バーチカルツインと呼ばれるカワサキW1やヤマハ・TX650の源流ですね。ロッカーズのバイクも、モデル名や型式までは?残念ながらわかりませんでした。
イギリスのロックバンド「ザ・フー」の音楽感が見事に具現化された映画です。60年代当時の音楽が随所に挿入されて60年代をこよなく愛する者にはたまらない映画でしょう。
私がバイク小僧になる前の、ロック好きな高校生だったころ封切りで「さらば青春の光」を観た時の衝撃はスゴカッタ!です。1960年代のイギリスが好きな方には超絶お勧めの青春映画でしょう。
さらば青春の光は、UーNEXTで定額見放題、レンタルではビデオマーケットで299p、GYAO!ストアでレンタル299円です。
トップガン 1986公開
監督: トニー・スコット
脚本: ジム・キャッシュ、ジャック・エップス・Jr
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=A_uAb4GhNI8
映画の中で印象的なのが、カワサキ・ニンジャでブッ飛ばすシーンでしょう。さすが、アメリカ海軍航空隊のエリートパイロット「トップガン」です。筋金入りのスピード狂なのは自他ともに認めるところでしょうね。
ニンジャことGPZ900R。なぜニンジャになったのか?それは北米カワサキのスタッフが、GPZ900Rを始めてみたときの感想だとか。なんともクールなたたずまいから忍者を連想。そこから、ペットネームのニンジャと呼ばれるようになりました。
トップガンの続編となる映画「トップガン マーヴェリック」が、制作されました。新作にもニンジャが登場します。そちらの劇中車はニンジャH2。H2の意味はスーパーチャージャーです。タダでさえ、度肝を抜かれる速さなのにいったいどれくらい強力な加速となるのか?想像を絶する迫力でしょう。
キャストは、ご存知トム・クルーズ演じるピート・”マーヴェリック”・ミッチェル 海軍大尉 。女性教官シャーロット・”チャーリー”・ブラックウッド – ケリー・マクギリス。訓練中に事故死してしまうニック・”グース”・ブラッドショウ 海軍中尉 – アンソニー・エドワーズなど。
映画「トップガン」は、Netflix、hulu、dtv、U-nextで定額制で視聴出来ます。
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=HvGJnnjnltc
※画像引用 https://ja.wikipedia.org › wiki › カワサキ・GPZ900R
モーターサイクル・ダイアリーズ 2004年公開
※画像引用 amazon.co.jp
監督: ウォルター・サレス
脚本: ホセ・リベーラ
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=_k67hkAytrE
世界的な革命家チェ・ゲバラが、まだ医大生だった頃に友人と南米ツーリングの旅をまとめた映画です。ツーリングすることで様々なことに出会いそれが革命の源になったのは否めません。
ノートン500に相乗りして男二人の12,000キロの南米大陸縦断ツーリングに出かけます。ノートン500には、ポデローサ(怪力)号とニックネームが付けられました。南米大陸縦断ツーリングに出かけたのは、1952年のこと。ポデローサ号は、1920年代製造の骨董品みたいな化石のようなバイク。初めの方こそ快調にバイクでツーリングしていましたが映画の中盤になると故障が頻発し、とうとう旅の半ばで修理出来ない事態に陥りバイクはスクラップに、、。スクラップとなったバイクを捨て、旅を続けるチェ・ゲバラ。
キャストは、主人公エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ – ガエル・ガルシア・ベルナル
大学の友人 アルベルト・グラナード - ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
チチーナ・フェレイラ – ミア・マエストロ
映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、TSUTAYA DISCUS/TV」の宅配レンタルで視聴できます。
大脱走 1963年
※※画像引用 amazon.co.jp
監督:ジョン・スタージェス
脚本: ジェームズ・クラヴェル、W・R・バーネット
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=O-qHlz4hfak&t=1s
思わずスティーヴ・マックィーンが、バイクで鉄条網を飛び込える懐かしいシーンを思い浮かべるかたが多いのでないでしょうか。
キャストは、バイクで鉄条網を突破するヒルツをスティーブ・マックイーン、ほかジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、チャード・アッテンボロー、デヴィッド・マッカラム など多彩な顔触れになっています。
使われた劇中車は、トライアンフ・TR6。バーチカルツインの大排気量は、往年の英国車の栄光を知らしめる存在です。
国産では、カワサキW1やヤマハ・XS1などありますが本家本元はトライアンフでしょうね。
映画「大脱走」は、ビデオマーケットで299Pで視聴出来ます。
たまには、バイク映画でバイクの疾走感を味わってみませんか。