バイクのチェーン注油・清掃・メンテナンス方法！頻度・距離の目安は？

2018/03/31 2020/01/22

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バイクにチェーンは、つきもの。シャフトドライブやベルト駆動のバイクも極少数ながら
ありますがほとんどのバイクはチェーンで駆動しています。楽しいバイクライフを送るに
は、チェーンのメンテナンスは欠かせません。チェーンにとって清掃はもとより注油も
大事なメンテナンスです。

注油するのを怠っているとチェーンやスプロケットの摩耗が早くなってしまい思わぬ修理
や出費で大ピンチに陥ってしまうかもしれません。そんなことにならないためにも日頃の
メンテナンスはきちんとしておきましょう。

1 チェーンの種類は２つ
2 おすすめチェーンオイル
3 注油の頻度と距離、注油の仕方
4 チェーンの交換時期

チェーンの種類は２つ

バイクのチェーンには、2つ種類があります。それは、シールチェーンとノンシール
チェーンです。チェーンに注油するには、自分が乗っているバイクどちらのチェーン
を使っているか？きちんと確認しておかなければいけません。シールチェーンと
ノンシールチェーンは、それぞれチェーンオイルが違っているので購入時には注意
しなくてはいけません。

現在のバイクでは、ノンシールチェーンは、50ccの原付と124ccまでの小型に使われ
ています。それと旧車（60～70年代頃）の中型・大型バイクもノンシールチェーン
です。

125cc以上のバイクはシールチェーンになっています。シールチェーン対応のチェーン
オイルはノンシールチェーンにも使用可能です。購入する際には、シールチェーン対応
とか製品のどこかに明記されているのできちんと確認しておきましょうね。間違って
ノンシールチェーン対応のチェーンオイルなど買わないように注意して下さい。

注油の頻度と距離、注油の仕方

雨中走行後やオフロード走行でチェーンに泥が付着した場合、酷く汚れていなかったら
500km走行ごとに、注油して下さい。1っ月で、1000km走行するライダーなら月に2回は
注油することになりますね。

チェーンオイルを注油する場合は、必ずチェーンの清掃を行いましょう。ゴミや泥など
が付着したまま注油しても意味がありません。それから、チェーンの遊び（たるみ）
具合を調整してから注油することになります。

清掃が終わって、すぐにチェーンオイルを吹き付けるのでなく自宅近くをすこし乗り
回してチェーンを温めてからチェーンオイルを吹き付けると良く浸透するのでお勧め
です。

チェンーンオイルを吹き付ける時、バイクをセンタースタンドを立ててタイヤを
動かせばチェーンが動くようにしておきましょう。オフロードバイクやオンロード
バイクでも集合管が付いているモデルでは、センタースタンドが装備されていない
ことがあります。その場合は、チェーンオイルを吹き付ていないチェーン部分に
注油出来るようにバイクを動かしましょう。

センタースタンドがないバイクは、メンテナンススタンド（レーシングスタンド）
があれば整備がとてもやりやすくなります。これはリア用で値段は、1万円前後から
あります。バイクのリアに取り付ける受け金具が3000円くらいからあります。
センタースタンドのないバイクが愛車の方は是非とも用意しておきたい道具です。

それから、チェーンのどの部分に吹き付けるのかは「Ｏリングと、ローラーとプッシュ
の間」または、「外プレートと内プレートの間の２列」と、文字にするとちょっと分か
りずらいかもしれません。まぁ、チェーンの説明文を見てもらえば理解しやすくなると
思います。
DID HPより引用（http://didmc.com/maintenace/）