ハーレーダビッドソン希少・レアバイク 5選! 当時と今の価格を比較!
2023/12/04
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ハーレーと言えば、大排気量Vツインエンジンのアメリカンバイクを思い浮かべる方が多いことでしょう。しかし、ハーレーには3輪のトライクや小排気量のバイクもちゃんと存在しているのです。今回は、ハーレーダビッドソンのレア車や希少車を紹介します。
目次
FLHTCU エレクトラグライドウルトラクラシックインジェクションサイドカー 100周年記念モデル(2003年登場 新車価格409万5000円 中古車価格238万円)
※写真引用 https://www.virginharley.com/models/models2004/model2004-flhtcuisc/
サイドカー付きのハーレーは、ビッグサイズで車幅は3ナンバーサイズくらいはありそうです。調べてみると、全幅は驚くなかれアメ車サイズの1936mmに圧倒されます。ハーレーダビッドソン創立100周年を記念して登場したメモリアルモデルには、100周年を祝ったエンブレムがあちこちに付けられています。独特な運転技術が必要なサイドカーは安全面から残念なことに現在は廃止されています。より安全で、快適なトライクに変わってしまいました。
サービカー(1932~1972年新車価格 不明 中古車価格 約400万円)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%AB%E3%83%BC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Servi_Car_02.JPG
サイドカー部分を人でなく荷台としたサイドバンから発展して出来たのが3輪バイクのサービカー。文字通りハーレーの実用車だったのです。酒屋の配達や自動車修理の出帳修理用車両そして、警察の取り締まり用の白バイまで様々な用途に使われていました。名前のサビカーは、サービスカーからもじって付けられたものです。エンジンは、750ccのVツインのサイドバルブで、長時間運転でもオーバーヒートすることは少なかったです。後輪はデフ付きの2WDで、3速ミッションとバックギアが装備されて走行安定性の良さから70年代まで生き残ったのでした。
トッパー (1962年 新車価格 不明 中古車価格 約150万円)
※画像引用 https://latino-mc.com/archives/26
大排気量のVツインエンジンで有名なハーレー・ダビッドソン。小排気量のエンジンや2スト車そしてスーク―タ―なんてなかったと思っていた貴方。創立から100年を超える長い歴史の中では、我々の想像を超えるハーレー・ダビッドソンのバッチが付いたバイクが売られていたのです。トッパーは、ハーレーが1960年代に販売していたスーク―タ―です。販売不振から僅か5年でお蔵入りした幻のハーレー製スーク―タ―の存在を知っていましたか?
搭載エンジンは、165cc空冷2スト単気筒で自動変速装置(カブみたいなもの?)付だったようです。ボディは、グラスファイバー製。最高出力9.5PSなので軽快な走りが楽しめたでしょう。アメリカでは、5PSなら州によっては免許不要でOKなので5PS仕様も販売されていました。
MT350 ミリタリー(1995 新車価格 中古車価格 不明)
※画像引用 https://hawg-house.net/sellout/entry-2214.html
第2次世界大戦中から軍用バイクを生産していたハーレーダビッドソン。実は、いまでも軍用バイクを生産して軍隊に供給しています。供給先は、アメリカ・カナダ・イギリスです。
軍用バイクなので、灯火類をすべて消すスイッチがあったり、ライフルケースも備えられています。搭載エンジンは、350ccROTAX エンジン。ハーレーが販売元ですが、元はアームストロングCCM社が、軍用に開発して納品していました。1987年頃にハーレーダビットソンに権利が移りました。MT350 ミリタリーンの中古車は、軍隊からの払い下げ品なのでしょうか?
M-50(1965年 新車価格 不明 中古車価格14万8000円)
※ 画像引用 https://bringatrailer.com/listing/1966-harley-davidson-m50s/
ハーレーの2スト50ccバイク!?本当にあるのかと思ったら、ちゃんとあって驚いています。
赤いフレームに、赤と白にタンクはイタリアンテイスト満点です。なぜ、イタリアンなデザインなのか。それは、ハーレーが買収したイタリアのバイクメーカー アエルマッキ社の50ccバイクにハーレーダビッドソンのバッチを張り販売したからです。
なぜ、ハーレーが50ccバイクを登場させたのでしょうか。当時、日本のバイクメーカーの小型モデルがアメリカに輸入され凄い勢いで売れていたからハーレーも小型モデルの人気にあやかろうとしたのでしょうね。70年代中頃まで販売されました。