ハーレーダビッドソントライク　カスタム

2021/08/29

ハーレーダビッドソントライク　カスタム

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車の免許で乗れてしまう大排気量ビックトライクのハーレー。ハーレーダビッドソン、実は大排気量のトライクとバイクを販売する世界唯一のメーカーなんです。

ハーレーのトライクの始まりは、1932年に商用の運搬車として登場したサービスカー。1974年まで製造販売されていました。全体的な、フォルムは国産のオート三輪によく似ています。1931年にj発売されたマツダの三輪トラックマツダDA型三輪トラックとフォルムは酷似しています。国産三輪トラックは第二次世界大戦を挟み昭和30年ころに隆盛を極めました。ダイハツ・ミゼットやマツダT2000などが有名で、最初はバイクと同じバーハンドルだったのが、大型フロントカウルが備わりルーフが付き、そのうち4輪車と同じ丸ハンドルになって快適を求めるようになりました。しかし、ハーレーのサービスカーは快適性を求めることはなく風よけは大型フロントカウルのみでルーフもドアも最後までありませんでした。広大なアメリカ、道幅が狭かった日本とでは三輪車（トライク）に要求されるものが違ったのです。ハーレーのトライクに関する思いは、後輪が2輪となってもタンクを挟んで乗車するバイク。風を感じて走るバイクに拘ったのでしょうね。

マツダDA型三輪トラック　※画像引用　　https://www.jsae.or.jp/autotech/3-4.php

アメリカでは、商用のサービスカーだった初期のトライク。警察の駐車違反取締にも使われ、ミニパトのような存在であったようですね。60年代頃からは、はやくもカスタムして楽しむマニアも登場します。

ハーレートライクを運転するには？

車の分類されるトライクを運転するには、普通自動車運転免許が必要です。ハーレーのトライクのミッションは、ギヤ式なのでAT限定の普通自動車運転免許では運転できません。普通自動車のマニュアル免許が必要です。また、大型二輪免許があれば運転可能に思われますが必要ありません。

もし、AT限定免許から限定解除を行いMT免許を教習所で取ろうとしたら約5万円の費用と4～5時間の教習が必要になります。1週間くらい教習所に通えば取得できることになりますね。車のMT操作は、結構むずかしく初心者にはハードルが高いものです。コース練習の補習や再試験代など、考えておかないといけないでしょう。これから、車の免許を取得する方はMT免許にしておけば改めて取り直す必要はありません。ハーレーからATのトライクが発売されれば、この問題もクリアできますがバイクはギヤ操作するものと乗り味を大切にしているハーレーではATのトライクは登場しそうにもありません。

カスタムベース車の紹介

FREEWHEELER フリーホイーラー（価格382万300円）

ハーレーのラインアップするトライクモデルのうちもっともベーシックなもので、乗り出し価格は約400万円です。搭載エンジンはMILWAUKEE –EIGHT® 114エンジン（排気量1868cc）。圧倒的なパワーとトルクで余裕の走りを実現しREFLEX™ ディフェンシブライダーシステムを備え最新の電子制御（高機能シャシー制御、電子ブレーキ制御、パワートレイン技術を活用、直線およびカーブ時の加速と制動をアシスト）でライディングを見事にアシストしてくれます。

必要最小限な装備は、カスタムし放題のマニア垂涎のマシン。フロントカウルは、純正やサードパーティ製のものが多数ラインアップされています。

バイクは風を感じて走りたいもの。フロントカウルは風からライダーの疲労を軽減しますが、風を感じて走るには不向きなものです。風を感じて走りたい方にお勧めなのがイージーライダー風チョッパートライクにカスタムでしょう。

交換できるところはすべて交換し、カスタム代が1000万円にもなる驚きのハーレートライクも存在します。コアな根強いファンがいるハレートライクカスタムでした。