ヤマハ(YAMAHA)の希少・レアバイク4選!当時と今の価格を比較!
バイクの売却・査定ならバイオクにお任せ下さい!
あなたのバイクを高く売るならバイク専門オークション代行のバイオク
ヤマハ(YAMAHA)の希少・レアバイクを紹介します。
目次
GX750( 1976年 新車価格48万9000円)
※画像引用 https://www.motorcar-museum.jp/2020/02/23/4286/
70年代650ccの4ストバーチカルツインのXS-1を登場させたヤマハ。ホンダやカワサキに続きナナハン市場に登場させたのが4スト3気筒のGX750です。2気筒以上ならマルチエンジンと呼ばれますが3気筒と4気筒を比べると明らかに見劣りする3気筒マルチをヤマハが選んだのか!?そこには、ヤマハの拘りが見えてきます。
3気筒マルチエンジンには4、2気筒(ツイン)エンジンと4気筒(マルチ)エンジンの良いとこ取りなのです。その証拠に、現在のヤマハでは中型から大型まで3気筒マルチエンジンを搭載したモデルが多数あります。
3気筒のよいところは2気筒並みのトルクの図太さに加え4気筒並みにスムーズにふけあがるエンジン特性です。もっとも、4ストナナハン後初となるヤマハは、ホンダとカワサキと一味違ったナナハンを目指したのは間違いないことでしょう。マフラーは三つのシリンダーから出てくるマフラーを一体化した3into1マフラー。エキマニの曲がり具合は、まるでホンダCB400Fを彷彿させる美しさです。ライバルメーカーながらCB400Fのマフラーの美しさを分かっていたのでしょうか。同年登場したスズキGS750は、オーソドックスな750cc4気筒でした。ヤマハらしさの拘り具合が半端ないことが良く分かるでしょう。
チェーン駆動でなくメンテナンスフリーのシャフトドライブは、高速ツアラーであると同時にロングツーリンモデルに特化していることをアピールしています。
性能面では、4気筒マルチのライバルと遜色ないもののやはり1気筒少ない分、販売面で苦戦を強いられたため、1981年次期モデルの4気筒マルチXJ750に、バトンタッチしたのでした。
GX750の中古車価格は約100万円です。70~80年代のナナハンの中古車価格は約100万円なので平均的なところですね。
TZR250(1984年式 新車価格 54万9000円)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBTZR#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:1KT.jpg
2ストパラレルツインに拘りをもつヤマハ。RZ250から連綿と続くレーサーレプリカ路線はTAR250で完成を見ました。レーシングマシンTZ250に保安部品を付けたような公道仕様のバイクです。250cc上限の45PSの最高出力は、公道用にデチューンされました。対抗ライバルよりも後に登場したのでアルミ合金製のフレーム・スイングアームにフルカウルが奢られました。
2代目モデルの形式は、3MAから「サンマ」と呼ばれ親しまれています。市販車ではありえないレーサーTZ250に倣った後方排気が特徴的なモデルでマフラーはテールカウルに排気口が2つあります。レーシングマシンTZ250の排気をそのまま採用した2代目TZR250(サンマ)は、長時間ライディングするとチャンバーからの熱でタンクやシートが熱くなる弊害がありました。
3代目TZR250R(1991年)は、サンマの問題点を克服するためにV型エンジンが搭載されました。レプリカブームの衰退、2ストエンジンの終焉を迎え1999年に販売終了となりました。
TZR250で、特徴的な2代目サンマの中古車価格は約209万円です。
RZV500R(1984年 新車価格 82万5000円)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBRZV500R#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:YAMAHA_RZV500R.jpg
80年代HY戦争と呼ばれた熾烈な販売合戦の申し子のような形で登場したのがRZV500Rです。世界GPで活躍するヤマハのワークスマシン・YZR500のレプリカとして颯爽と登場!
搭載エンジンは、2ストV型4気筒。輸出仕様は88PSの最高出力ながら国内仕様は自主規制から64PSにデチューンされました。リアからの眺めは、左右のマフラーとテールランプを挟んで排気口がのぞいています。迫力満点ないで立ちで驚かされますね。
2ストで500ccの大排気量とレーサーレプリカでありながら中低速トルクを太られたので普段使いも難なくこなしました。
当時は大型免許取得が大変な時代でした。見事に中型限定から大型へ解除したライダーに人気なのは圧倒的にナナハンでした。さらに、ナナハンよりも最高出力も劣り価格はナナハン以上のRZV500Rは、販売で悪戦苦闘し販売台数は4000台にもなりませんでした。
ヤマハが2ストメーカーの威信をかけたフラッグシップマシンRZV500Rは、悲運のマシンと言えるでしょう。中古車価格 約270~290万円です。
ドラッグスター125( 2000年? 新車価格:逆輸入車のため不明)
※画像は、ドラッグスター250 引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:DS250.JPG
ドラッグスター250と共通車体で排気量が半分の125ccのV型2気筒エンジンを搭載しています。国内販売はされず逆輸入された車両が流通しています。パーツは、国内メーカーの強みで問題ありません。ピンクナンバーの原付二種なので、車体の大きさに驚く人が多いです。中古車価格は23~45万円です。逆輸入車なので、購入するには根気よく気長に探さなくてはいけません。