バイクの番組紹介その２～　日本名車伝　ヤングマシン　丸山浩

2022/01/30 2022/07/19

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アマゾンプライムビデオ（アマプラ）で、「バイク」と検索して出てくるのが「日本名車伝」シリーズです。アマプラではTV番組でなく映画に分類されています。2000年代に、発売されたバイク雑誌「ヤングマシン」の付録DVDが、今回紹介する日本名車伝シリーズとなります。

2000年代に制作されたDVDなので、画質は荒く画面は4：3の昔のアナログテレビサイズです。しかし、DVDの内容はとても充実していてとても雑誌の付録だったとは思えないほどの出来栄えで驚かされます。

1 名車の紹介者モータージャーナリスト丸山浩
2 日本名車伝〈ヤマハ編〉［2006］ヤングマシン2006年2月号付録
- 2.1 【ヤマハRZV500R】

名車の紹介者モータージャーナリスト丸山浩

1964年生まれ。東京都出身。2輪レーサーとして、1988年登場。全日本GP250クラス、スーパーバイク、JSBクラスなどで華々しく活躍。鈴鹿8時間耐久レースへの出場は1３回にも及ぶ凄腕ライダー。さらに、4輪レースにもデビュー。スーパー耐久シリーズにも参戦し、今なお2輪、4輪の現役プロレーサーとして活動中です。

レーサーのほかに、モータージャーナリストとして2輪・4輪の雑誌に新車試乗記などの記事を連載しています。現在、手掛けている雑誌は、月刊ヤングマシン・タンデムスタイル・バイカーズステーション・ロードライダー・風任せ・ティーポ・OPTION・レブスピード、、、で、ほか多数あります。

日本名車伝〈ヤマハ編〉［2006］ヤングマシン2006年2月号付録

※画像引用　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%BF%A0%E5%BD%A6

究極の2ストレプリカ・ヤマハRZV500Rを試乗インプレッションします。DVD後半では、ヤマハ歴史車両デモ走行会の様子が見られ、一世を風靡したプロレーサー平忠彦の華麗な走行シーンを堪能できます。80年代セレクションとして往年の80年代ヤマハマシンが続々登場します。

SR400は、つい最近まで販売されていましたが80年代にはより大きな500cc搭載のSR500も併売されていました。元祖レーサーレプリカマシンとして登場したRZ250。ヤマハ発の400ccインラインフォーのXJ400。そのXJ400に豪華4本出しマフラーが装備されたXJ400D。インラインフォーのレーサーレプリカFZ400R。レーサーレプリカの真骨頂TZR250。元祖クオーターマルチのFZ250 FHAZER。究極のビックシングルSRX600 。エンジン始動に便利なセルモーターを搭載し、メーターはまるでカスタムしたような小さなタコメーターが付いたもの。80年代のヤマハのフラッグシップマシンFZ750などの80年代のヤマハのマシンが登場しヤマハファンなら感涙間違いなしの映像となっています。

【ヤマハRZV500R】

※画像引用　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBRZV500R

1984年登場のレーサーレプリカモデル。搭載エンジンは、水冷2ストV型4気筒500ccを搭載。当時活躍していたヤマハのレーシングマシンYZR500のエンジンをデチューンしたもの。チャンバーは、前側のシリンダーからは、普通にエンジン下部から左右に出され後側シリンダーのチャンバーは真っすぐにテールランプの左右に出されている、まさに究極のレーサーレプリカの趣を持っています。最高出力は、64PS/8500rpmとなっていますが輸出仕様では88PSなのでメーカーとしてナナハンの最高出力よりも若干抑えた自主規制値になっています。

価格は、1984年当時82万5000円と高額。さらに、レーサーレプリカではスズキがをRG400Γ/500Γ。ホンダは、レーシングマシンのNS500のレプリカモデルNS400Rとして、中型免許所持者でも運転可能な400ccモデルを登場させていたことから販売面では大苦戦を強いられます。

2ストエンジン独特のエンジン音と煙。RZV500R走行シーンを観ながら当時を懐かしく振り返っている自分がいました。