レアバイク旧車7選!絶版・プレミア・希少なヴィンテージバイクをご紹介500㏄~1300㏄
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レアバイク 第4弾最終回は500㏄以上の大型バイクを紹介します。
目次
ヤマハ
GX750(1976年登場)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BBGX
直列4気筒エンジンを搭載してしのぎを削り合っていた70年代後半。ヤマハは、ライバル達とは一味も二味も違うナナハンを登場させました。ヤマハはそのままではライバルに勝てないと思ったのか、2気筒に1気筒プラスした3気筒エンジンを搭載しました。3気筒エンジンの良いところは、エンジン幅が4気筒モデルよりもスリムに出来る事です。2気筒エンジンよりもスムーズに加速できさらに4気筒エンジンよりも太いトルクでライバルを圧倒しようとしたのですが、、。駆動方式は、チェーンでなくプロペラシャフトでメンテナンスフリー化しました。
直列4気筒エンジンは、直列2エンジンを合わせたもので開発にはそれほど手間取りません。しかし、直列3気筒エンジンは開発するにはかなり手間取りライバル達に出遅れてしまいた。
オリジナルにこだわったヤマハでしたが、直列4気筒ナナハンのライバル達に対抗するため1981年にXJ750Eを登場させました。
NIKEN GT(登場 2017年)
※画像引用 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/
独自のLMWテクノロジーから生まれた、大胆かつ未来的なボディの三輪バイクです。2輪ある方の幅が狭いとバイクの扱いになり幅が広くなるとトライクになります。NIKEN GTは、幅が狭いので大型2輪免許が必要です。
大型バイクにを乗りこなすにはそれなりの体力が必要です。バイクに乗っていて、恥ずかしいのは立ちごけ。体力が衰える中高年では立ちごけが増えることは否めません。しかし、三輪バイクのNIKEN GTには、立ちゴケなんてしません。
LMWテクノロジーで従来のバイク同様のコーナーリングが楽しめ、走行安定性は抜群なことに驚かれることでしょう。
搭載エンジンは、DOHC直列3気筒888cm3。GX750で3気筒マルチエンジンに挑戦したヤマハの捨てきれない怨念が感じられます。2023年7月最終モデルが発表され惜しくもモデル終焉が伝えられました。
スズキ
RE-5(登場 1974年)
※画像引用 https://www.jsae.or.jp/autotech/4-19.php
1970年代レシプロエンジンに変わる未来のエンジンとして脚光を浴びたロータリーエンジン。バイクにもロータリーエンジンをと国産メーカーはそろって開発に乗り出したのでした。中でもヤマハは1972年東京モーターショーに試作車RZ201を出品したほどでした。ロータリーエンジンには、熱対策やエンジン素材など多くの問題があって開発に挫折するメーカーが多かった中で、スズキは唯一ロータリーエンジンを搭載したバイクの市販化に成功しました。
ロータリーエンジンの排気量の換算を行うと、750ccを超えてしまうために日本国内では販売できず、輸出専門車となったRE-5でした。日本国内へは逆輸入で販売されたのです。
初期型には特徴的な茶筒よばれた円筒形のメーターケースが使われていました。
497cm3水油冷ロータリーエンジンは、62PS。エンジンの場所によって水冷にしたり油冷にしたりして熱問題に対処していました。油冷エンジンに拘るスズキが垣間見えます。
フラットなトルク特性からツーリングに最適なバイクと評されながらも燃費が悪いことからオイルショックを乗り越えられず僅か2年間しか販売されませんでした。2年間で6000台しか販売されなかった希少モデルでした。
SAVAGE(サベージ) LS650(登場1986年)
※画像引用 https://www.suzuki.co.jp/suzuki_digital_library/2_moto/cruiser_095.html
なぜかアメリカンモデルなのにビッグシングルエンジンを搭載したLS650。燃料タンクは、たったの10Lしかありませんでした。650㏄の大排気量エンジンを搭載しているのに車重は160kgと250㏄並み。ビックシングルの大トルクを生かして発進加速はスーパースポーツを凌駕する瞬発力を誇っていました。駆動はチェーンでなくメンテナンス不要のベルトでした。
ビッグシングルの国内需要は少なく僅か3年でお蔵入りとなりましたが輸出仕様はLS650→サベージ→パスファインダーとモデル名を変えながら輸出されていました。
ホンダ
エアラ(登場 1977年)
※画像引用 https://global.honda/jp/news/1977/2770421.html
四輪のホンダ車に搭載されていたホンダマチック。スターレンジに入れておけば楽ちんドライブが出来ました。スターレンジと聞いて懐かしいと思った貴方は80年代に免許を取得した若者でしょう。
ホンダは4輪で培ったAT技術を2輪車にも使いたく、当時絶頂を極めたCB750 に搭載して販売しました。2速オートマでロングツーリング向けに販売されたのでしたが、ホンダの意に反して全然売れませんでした。しかも、ホンダはCB400Nにもホンダマチックを搭載したバイクをラインアップさせましたがこちらも鳴かず飛ばずで売れませんでした。
カワサキ
Z550(登場1980年)
※画像引用 https://m.media-amazon.com/images/I/311aVteQebL._AC_UF894,1000_QL80_.jpg
輸出車だったZ500を国内の免許制度改変にあわせてボアダウンしてZ400 FXとして、販売したのは有名な話です。Z550は、Z500をボアアップした550㏄のエンジンを搭載したモデル。Z400FXとZ750FXとともにカワサキのインラインフォーのラインアップになっていたのでした。カワサキにザッパーことZ650もあったのでそれほど人気はたかまりませんでした。実は、Z650の販売終了にあわせて販売されたZ550は明らかにザッパーの後釜モデルだったのに100㏄も小さなエンジンで役不足だったのは否めません。
KZ1300(登場 1978年)
※画像引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BBZ1300
ホンダがCBX1000を開発している同じ時期にカワサキが開発していたフラッグシップマシンがKZ1300.ホンダが1000㏄直6マシンを開発している情報キャッチして急遽排気量アップされ1300㏄となりました。排気量は、ハーレーダビッドソンの排気量を超えないように配慮されたのです。搭載エンジンは、1286㏄の直6DOHC2バルブで、キャブレーターは2バレル3連装でした。最高出力は、120PSでしたがドイツでは大型バイク馬力樹種規制で100PS となって、ドイツではマイナーチェンジ後は99PSにデチューンされました。その後に続くカワサキの大型ツアラーモデルの先駆けになったKZ1300 です。
レアバイク、500㏄から大型アバイクはどうでしたか。