ホンダ(HONDA)の希少・レアバイク4選！当時と今の価格を比較！

2023/08/21

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ホンダ(HONDA)の希少・レアバイクを紹介します。国内メーカー最大手のホンダ。ホンダは連戦連勝でヒット作ばかりかと思ったら以外にも、希少車やレアバイクがザクザクありました。

1 ドリームＣＢ400Ｆ（１９７４年　新社価格３２万７０００円）
2 ＣＢ４００フォア（1997年　新車価格57万9000円）
3 MVX250F（1983年　新社価格６０～110万円）
4 ＮＲ750（1992年　　新車価格５２０万円）
5 まとめ

ドリームＣＢ400Ｆ（１９７４年　新社価格３２万７０００円）

※画像引用　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0CB400FOUR

先に登場していたＣＢ350Ｆは、アニキ分ＣＢ750と同じ直４で４本出しマフラーのいで立ちだったがジェントルなエンジン特性化のためか人気が上がらずそのテコ入れのために登場したのがＣＢ400Ｆです。排気量アップして408ｃｃとなり4本出しマフラーはカフェレーサー風に集合管にしました。後で考えたらメーカー純正の集合管の先駆けモデルになります。

この頃の国内市場の人気は2スト全盛期。4ストなら2気筒モデルの人気が高かったのです。

正直、販売で伸び悩んでいたＣＢ400Ｆは1975年の運転免許の改正で大型バイクの免許がないと乗れないバイクになってしまったため、さらに売れなくなったのでした。天下のホンダも翌年に控えていた運転免許の改正を確かめていなかったのか大失態となってしまいました。

このため、ホンダは排気量を398ccにボアダウンして中型二輪免許用バイクに対応したのです。免許に対応した改善モデルにチェンジしたのに売れ行きはさっぱり回復しないため、ホンダは後継モデルのCB400Nにバトンタッチしたのでした。

免許改正後にバイク雑誌が企画した中型二輪免許で乗れる4気筒モデルとしてCB400Fは紹介され、人気に再び火が付き中古車価格が新車価格を上回るプレミア車の先駆けとなったのです。

CB400F中古車価格は、290～600万円です。

ＣＢ４００フォア（1997年　新車価格57万9000円）

※画像引用　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBCB400FOUR

1997年突如登場したＣＢ４００フォア。スタイリングは、悲運の名車CB400Fを彷彿させるものです。エンジンは、水冷化され4本出しマフラーはCB350Fの怨念でしょうか？それともヤマハXJ400Dの真似なんでしょうか？4本出しマフラーは、国産初ナナハンCB750の4本出しマフラーのオマージュだとか。なんで今さら4本出しマフラーなのか？良く分かりませんでした。

こちらの中古車価格は26～600万円。最近のモデルなので、まだ安く手に入るかもしれんせん。

MVX250F（1983年　新社価格６０～110万円）

※画像引用　　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBMVX250F

80年代、ヤマハRZ250から始まった2ストレーサーレプリカは、スズキ・RGガンマ250で一大ブームとなりました。ホンダは、4ストV型2気筒のVT250で市場を争い大ヒットを収めていました。しかし、天下のホンダは満足できませんでした。同じ2ストエンジンで、ライバル達へ一騎打ちに出たのです。

ホンダはGPマシンを4ストエンジンのNR500からヤマハやスズキと同じ2ストエンジンのNS500にスイッチしてライバルと凌ぎを削っていました。販売からの要望でNS500のレーサーレプリカとして販売が切望されていたのです。

搭載エンジンは、2ストV型3気筒です。NS500のエンジンレイアウトをメンテナンスのために逆転させました。カワサキKHシリーズやGT380に続く2ストマルチエンジン搭載車が誕生です。

MVX250Fの搭載エンジンは40PS。ライバルのヤマハ7は、43PSのRZ250Rを登場させました。また、スズキはアルミフレームを採用したRGガンマ250（45PS）を登場させ大ヒット！MVX250Fは、VT250Fとの共用部品も多くライバルに対して見劣りしていました。MVX250Fno販売不振を受け販売直前まで開発されていたMVX400Fの発売は中止されたのです。MVX250Fの販売期間は僅か1年で終了してしまいました。後継モデルはNS250で2ストV型2気筒でフルカウルのレーサーレプリカでした。

MVX250Fの中古車価格は６０～110万円。80年代バイクブームで人気のあったモデルに比べるとかなり購入しやすい価格ですね。

ＮＲ750（1992年　　新車価格５２０万円）

※画像引用　　https://www.honda.co.jp/news/1992/2920406.html

前述したMVX250Fで登場したNR500の市販車がNR750です。レーサー譲りの楕円ピストンのV型４気筒エンジンを搭載したDOHC32バブルエンジンの最高出力は77PS。スペックだけ見れば、当時の750ccの平均的なところで突出したものはありません。NR750の楕円ピストンエンジンは、当時のWGPのレギュレーションにあわせてエンジン屋ホンダが導き出した夢の4ストエンジンだったのです。レギュレーションで4ストエンジンは4気筒以上認められていなかったことから生まれたエンジンでした。エンジン機構は、ほぼレーサーのままで保安部品を乗せて市販化されたようなバイクがNR750です。ホンダ党でレース好きなら垂涎の一台でしょう。バブル景気の後押しもあって市販化されましたが値段も520万円と高額なため僅か300台限定で発売されました。NR750が販売開始された1992年はバブルも崩壊したため予約もキャンセルが相次ぎ生産終了後でも購入可能でした。

中古車価格は、驚きの1500万円です。販売台数が300台だったことから極端な球不足になっていて中古車で流通している個体を見つけるのが困難なモデルです。