2019年 人気の族車7選!
2020/01/22
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夏になると出没するあれですよあれ。ブンブンと甲高いエンジンを奏でるやつらですよ。何年経とうと永遠に変わらいような懐かしい往年の族車。
まぁ、懐かしの昭和歌謡ベスト10のように何年経とうがあまりランキング変動しない往年の族車についてご紹介しましょう。
目次
族車の定番メニュー
族車は、新車では売られていません。族車用パーツなど売られていますが、オーナーは自分好みにカスタマイズしなくてはいけません。まぁ、センスが問われるところですね。
ハンドル
族車で特徴的なのは、ハンドルでしょう。幅を狭くするために中央を絞り上に持ち上げています。パトカーに追われたときに車の間をすり抜けるためになった形だとか。必然性があるのです。
三段シート
段付きシートで後部シートの背もたれが異常なまでに高くなっています。それはまるで名古屋のシャチホコノのようなエビぞり具合で、度肝を抜かれます。
ノーマルシートでは、二人乗りして急加速したときに後ろの人が振り落とされてしまうために落ちないように背もたれが異常なまでに高くなったのでしょう。背もたれの大きなアメリカンバイクも驚きの三段シートは迫力満点です。低い背もたれの三段シートを「チョビサン」。背もたれの先端が墓石のように角ばったものを「墓石三段」と呼んでいます。大きな背もたれの後ろは装飾したり、巨大スピーカーを埋め込んだりのカスタマイズも。
直管マフラー
純正マフラーから、集合管のマフラーに変更は当たり前で爆音が響き渡るようにショートマフラーに改造されています。これでブンブンサウンド(コールミュージック)を奏でれば気分サイコーでしょうね。マフラーのブランドにはこだわりがなくサイレンサーを外したり、サンダで自分好みに短くしているようです。まぁ、速さよりもより大きな音を目指しているのでサイレンサーは必要ありません。
youtubeで名人が奏でるコールミュージックを聞くことが出来ます。ミッキーやドラえもんそして水戸黄門のテーマまで奏でられるとか。
風防、カウル
風防は、カブご用達の垂れ風防。布製でハンドル上部には透明なスクーリーンになったもの。スクリーンは、メーターカウル並みに寝かせています。暴走族に愛されているのが、ロケットカウル。70年代風の丸目ヘッドライト用の丸みを帯びたカウル。絞りハンドルに合わせてロケットカウルを装着するので、滅茶苦茶高い位置にカウルが装着されるのでカウル本来の役割を果たしているのか?よくわかりません。ロケットカウルには、フルカウルとハーフカウルの2つがあり、丸目ヘッドライトと丸目2眼があります。決してレーサーレプリカのカウルは族仕様には使われません。
3連~6連ヤンキーホーン
暴走族に付き物の賑やかなあれです。ラッパとそれに空気を送るコンプレッサーがセットになったもの。2ストのバイクではバッテリーが小さいので4ストのバッテリーが大きい族車向きでしょう。ラッパの数が3つなら3連ホーンで、最高は6連ホーンです。
3連ホーンのミュージックは、突撃ラッパ。4連ホーンのミュージックは、?ネットで調べたけど分かりません5連ホーンはラクカラチャ(メキシコ民謡)6連ホーンは、ゴットファーザー。6連ホーンの装着はバイクではかなり難しいハズ。
ビートのサイドカバーとテールカウル
ビートのフィン付きサイドカバーは、暴走族のマストアイテム。同じようなデザインでエンジンカバーもあります。テールカウルは、無意味な大きなフィンが付いています。ビートは、ちゃんとしたパーツメーカーですがいまだに暴走族御用達のパーツを販売し続けている良心的なメーカーです。
族車で人気のバイク
族車で人気のバイクは、1970年代末から80年代にかけてバイクがブームになったころの400ccのバイクが大人気です。
※画像は、wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%B4%E8%B5%B0%E6%97%8F)より引用。
ホンダ CBX400F
登場は、1981年。400ccのDOHCインラインフォーとしては国内最後発モデル。実は、1974年に408ccのSOHCインラインフォーをライバルに先駆けて販売。集合管が美しいバイクでした。しかし、販売面では大苦戦を強いられ1977年にあえなくモデル消滅。その後のホンダは2気筒のホークを主流に販売しコストのかかる400cc4気筒モデルはしばらく休止状態に。そんなホンダがインラインフォーのCB750の威信をかけて登場させたのがCBX400Fです。性能はすべてのライバルを圧倒するもので、最後発ながら販売面では善戦し大ヒットしました。新車価格は、約48万円ですが、現在の中古車価格は約100万円。極上物は約300万円の高値になることもあります。
カワサキ Z400FX
70年代のバイク免許改正に伴い誕生した中型バイク(400cc)に対応した最初のモデルになります。ホンダのCB400Fが販売終了したことから爆発的な人気になりました。登場は1979年です。
スズキ GSX400E
往年の400ccツインエンジンを搭載したカクカクしたデザイン。前モデルのGS400も人気がありましたが、GSX400Eはツインの魅力をトコトン追求したモデルです。
ホンダ ホークⅡ・ホークⅢ
80年代のバイクの教習車。ホークⅡは薬缶タンクなんて呼ばれていましたね。400ccツインエンジンを極めたホークⅢ。
ヤマハ XJ400・スズキ GSX400F
カワサキ・Z400FXに続き登場したヤマハ XJ400とスズキ GSX400Fです。結局、80年代に登場したよく売れた400ccのインラインフォーが族車ベースになっています。80年代は、3ない運動や大型免許取得には試験場で挑戦しなくてはいけなったのでナナハンの族車はかなり希少車種です。
カワサキ ゼファー
レーサーレプリカの販売不振から復古趣味のカウルレスのネイキッドモデルとなったカワサキ ゼファー。かってのZ400FXを彷彿させてくれます。上記までのモデルに比べかなり新しく若返っているので新世代族車といえるでしょう。
スズキ バンディット
前回紹介した、クオーターマルチモデル。バンディットもゼファー同様に族車のベース車両には適しているでしょう。250ccなのでめんどくさい車検も必要ないのでより族車に改造するならお勧めです。族車の定番メニューもネイキッドモデルなら割と簡単にはまりそうです。